なんか発達障害の人は観たほうが良いみたいなことを聞いたんで、観てきました。
以下いちおうネタバレっぽいこと書いてるので注意。
話題になってたのは知ってたけど、内容については(意識して)調べてなかったので、
「え、そんな映画だったんだ?」っていう驚きのほうが大きかったですね。
主人公は明らかにADHDなんですけど、テーマとしてはそこが主ではなくて。でもストーリーの流れとしてはADHDである必然性がちゃんとあるという。
確かに当事者が撮った感じの描き方です。
監督はインタビューで「映画を撮ってるうちに自分もADHDであることに気づいた」って述べてましたが、最初に撮ろうとした内容とは相当変わっているんじゃないかと思います。
突拍子もない話の後、最終的にはちゃんと最初のテーマに回帰する構成は凄く上手くて、さすがにアカデミー賞取っただけありますね。何様。
全体的に奥歯に物が挟まったような書き方しかしてませんが、もしこれからこの映画を観ようと思ってて、ほとんど前情報を得ていない幸運な方がいたとしたら、そのまま映画館に向かってほしいからです。
なので公式サイトのリンクも貼りません。
ほとぼりが冷めた頃改めて感想書くかも。