まるセカのにっき

適当に色々書いてました

ASDは仕事を好きにならないと生命の危険がある

20年ぐらい前にやたらと聞いた「好きなことを仕事にしてはいけない」という言説は、正直日本を衰退させた根源と思ってます。

このせいでトヨタに車好きが入社しなくなり、ゲーム会社にゲーム好きが来なくなった。好きを仕事にしないのなら何を仕事にすれば良いのかッ!

 

それはさておき、今回の本題はこれではありません。

興味を持ったことしか「できない」ASDの場合、仕事を好きになれない、仕事に興味を持てない、ということは、即仕事ができないに直結するので、仕事嫌いは食い扶持がなくなります。

 

仕事の内容に興味が持てなくとも、新しいことができるようになるとか、同僚に感謝されるとか、そういうちょっとしたことで、働くことに喜びを感じられるようにしないと、非常に辛いです。

 

特に、「仕事が嫌い」であることにアイデンティティを持ってしまうと、悲惨なことになります。

仕事を好きになるという動機付けが無くなり、永遠に仕事ができません。

 

ASDはネット上にはびこる「仕事とはクソである論」に影響されると、真面目に生命の危険すらあるので、無視してください。

あれは定型発達者にのみ許された遊びです。

命を削ってやるようなことではありません。

 

もちろんブラック企業やらやりがい搾取やらといった問題は常に存在するのですが、それはそれで労働問題として糾弾すれば良いのです。

 

ASDは人に興味を持てなくても良いのですが(持った方が良いけど)、仕事には興味をもってください。

 

余計なことを考えるのは得意なんだから、

自らの人生を不幸にする方向へは、

知恵を働かせないようにしましょう。