QMAの話
クイズマジックアカデミー(以下QMA)というアーケードゲームがございまして。今もあるのですが。
私もかつて相当なヘビープレイヤーだったのに、現在ほぼ引退してます。
なぜやめてしまったかというと、正直人が居な過ぎて、100円払ってCOM戦をやらされるのが嫌になったというのが一つ。
今は車でドライブに行くのが楽しいし、もっと別なことにお金を使いたいと思いだしたのが一つ。
ただきっかけがあれば復帰する気はあります。最大の希望は家庭用の発売です。
QMAって凄いゲームで、この画面を見ただけで、何をすべきかがほぼ一瞬で理解できるんです。初見でプレイ動画を見ても何をしているのかが大体分かるという、極めて優れたデザイン性を持っています。
配信が旺盛なゲーム(たとえばフォートナイトやAPEX LEGENDS)でもそういうゲームってそうそうないんですよね。ルールの把握が前提になっているものが大半です。
これをスキップできるのは物凄いアドバンテージで、QMAって今の配信ブームに乗っかれれば間違いなく化けるゲームと思ってます。
なので、動画配信を前提に作られた家庭用への移植を切に望んでいるんですが、ただKONAMIさん自体にそういう方向に持っていく気がなさそうなんですね。
正確に言うと、やる気はあってもお金と人手が無くてできない感じ。
もちろんアーケードゲームということで、ゲームセンターを見捨てるわけにも行かないといった事情もあるんでしょうし、それはよく分かります。
では今のQMAがアーケードゲームとして、どうやって売上を伸ばそうとしているか? というと、そこもよく見えないんです。
それこそ家庭用が出て、プレイ人口自体が増えて行かないと難しいでしょう。
現在の目玉って検定のコラボで、別にアーケードゲームじゃなくてもできそうだし。
結論としては、正直アーケードゲームはボンバーガールや音ゲーに任せて、QMAは数年間寝かせて良いから、家庭用のフォーマットとして再出発して欲しい、というのが本音です。
敢えて過去形では書きません。
QMAって、まだ売れるだけの魅力は十分あるコンテンツでしょうに、KONAMIさんがそうは見ていないようなのが本当にもったいない。
惰性でシリーズを続けるのではなく、コンテンツとしての将来を見据えた判断を期待します。